元スロカスの過払い請求記録2017

2017年に自力で過払い請求する経緯をまとめました

訴状提出

地方裁判所に訴状を提出しました。
訴状チェックの間に、予納郵券と印紙を準備するように言われましたので、一回の売店で購入して戻ると、3枚にわたる訴状にページ番号を振るように指示されましたのでその場で記入。そのほかは特に何も言われずに終了。

これで受理ってことかな?事務的であっさりとしたものです。
大体一週間後ぐらいに第一回口頭弁論の日時の連絡が来るらしいので、後は待つだけ。

その間に、答弁書に対する準備書面の作成を行っておきます。

ニコスから入電(訴訟前交渉)

10:00過ぎに携帯が鳴る。市外局番は03。
ニコス担当者からの入電でした。
内容証明郵便での過払金返還請求通知書をニコスが受け取ってから5営業日。
まあこんなもんちゃこんなもんか。

担当者はちょっと元気のない感じの若い男性。
前評判通り「残元金の6割~7割を翌月末まで」の提示でした。
具体的には最初250万で、こちらが難色示しても270万が限度とのこと。「請求いただいた皆さんに減額をお願いしている。当社もいろいろと厳しくてうんぬん~」という、ネットに多数ある事例とほとんど同じ内容でした。残元金から100万以上少ないなんて、まったくお話になりませんな。

相手には提訴することを伝え、連絡してきてくれたことのお礼を伝えて終了。穏便に交渉決裂となりました。まあ電話してきた人はあくまで担当者であって、決定権も何もない人と思われますので、酷くゴネたり文句言ったり声荒げたりしても何の意味もありません。粛々と交渉して和解できなければ提訴で良いかと。

しかし他人事ながら、あまりやりたくない仕事だよなあ。いくら会社の指示とはいえ、100万以上減額を提示しなけりゃならんとは。中には怒り出す人もいるでしょうに。もしかしたら減額出来たら当人の査定アップにもなるのかも?まあ私のサイフには関係の無い話ですけど(笑)

訴状に日付入れて、週明けには提訴です。

予納郵券の額を確認

ニコスに送付した内容証明郵便(過払金返還請求通知書)の受け取りが11/16。
それから4営業日ですが連絡ありません。ナメられてる?
まあ2週間経ったらサクッと提訴する予定ですから問題無し。

お昼休みに地方裁判所に行って、予納郵券の金額を確認してきました。

「過払い請求で提訴予定なんですが、予納郵券の額を確認したいのですが?」
民事訴訟ですので3階の民事訴訟課へどうぞ」
---------------------------------
「過払い請求で提訴予定なんですが、予納郵券の金(略)」
「あー過払い訴訟ですね。1対1ですか?」
「はい原告1に被告1社です」
「それならこれをどうぞ」

f:id:motosurokasu:20171122221424j:plain

このような紙切れを頂きました。
これは非常にありがたい(*´ω`*)
予納郵券は各地方裁判所よって異なるようで、6,000円程度との情報だったのですが、私の住まいの管轄の地裁はちょっと安かったようです。

ちなみに訴状に貼る印紙額は24,000円
弁護士用訴状貼付印紙額の自動計算機/河原崎法律事務所

さあ準備できたぞ。
あとは訴状に提出日の日付を入れるだけ。


 

現在までの費用まとめ

今までの対応で金額がいくらかかったかまとめてみます。

取引履歴開示依頼書の返送(簡易書留料金追加):310円
内容証明郵便(過払金返還請求通知書)と計算書(書留)を送付:2,430円
引き直し計算代行依頼(2社合計):4,666円(振込手数料含む)
代表者事項証明書(法務局):600円
弁護士法律相談(有料分):5,400円
コピー代など:1,100円
※電話代、交通費は含まず

で、合計14,506円となってます。

意図的にコストかけているところがあるので、もう少し節約することは可能かも。

で、弁護士/司法書士に依頼する価値はあるのかどうかですが、今回私は本人訴訟で挑む予定です。しかしながら、訴訟内容によっては弁護士依頼も十二分にアリだと思います。その理由は、私のパターンでは過払金訴訟時の争点となりがちな、取引の分断、一連計算、推定計算や残高無視計算が発生しないからです。

続きを読む

訴状作成

急な冷え込みで外に遊びに行くもなんだかなあってことで、一日中引きこもって地裁に提出する訴状を作成していました。

訴状のテンプレはいつものサイトを参照。
書面テンプレ - 過払い請求ミラーサイト - Seesaa Wiki(ウィキ)

加えてこちらも参考にしました。金額や日付の説明がとても分かりやすいです。
過払い請求の訴状の書き方 - 実録!過払い請求

書式等はこちらも参考に
日本弁護士連合会│Japan Federation of Bar Associations:役立つ書式など

訴訟に必要な印紙の金額計算はこちら
弁護士用訴状貼付印紙額の自動計算機/河原崎法律事務所
予納郵券の金額は地裁によって異なるらしいので、月曜日に電話で確認予定。

それともう一つ、とてもとても参考にさせてもらっているサイトがあります。

実はこのサイトを立ち上げたのは、この方の影響です。
2014-2015のニコスに対しての過払い請求方法について、ものすごく参考にさせてもらっています。本当にありがたい限り。すべてが終わったらお礼のコメントを入れたいと思っています。

ということでまる1日かけて訴状も出来上がりました。
提訴後にテンプレとしてアップしたいと思います。
ニコスだからほぼ提訴になると思いますが…
ニコスからはまだ連絡来ません。11/16に内容証明が届いているようなので、週明けに連絡あるかな?

代表者事項証明書を法務局に取りに行く&地裁の下見

「本人訴訟でいくぞ!」という気持ちが固まりつつあります。
とりあえず自分でできることはすべてやっていこうというスタンスの元、提訴の際に必要な「代表者事項証明書」を取りに法務局に行きました。

ものすごーく緊張しておそるおそる法務局に行ったのですが、申請書1枚書いて提出して数分待ったら「準備できたんで横で印紙600円買って貼ってください」と言われ、印紙買って貼って提出したらすぐ発行されました。正味15分足らず。拍子抜け。

詳しいやり方は以下サイトを参考にしてください。

思いっきり時間が余ったので、訴状を提出する地方裁判所も見ておこうと思い足を運びました。まあ法務局と地裁は目と鼻の先なんですけど。

続きを読む

過払い金請求における「満5+5」の定義とは?

「2010年以降、ニコスは提訴しないと満5+5はおろか残元金満額の返還すら難しい」との情報が、ネット上ではたくさんヒットします。最新の情報はないのか?と思って探しましたが個人が発信している2017年の情報はなく、ヒットするのはすべて法律事務所や司法書士のコマーシャルサイトでした。そこでも同様の状況が語られています。

まあ2017年での個人の過払い関連報告ブログが無いので作ってみようと思ったのが、このブログを立ち上げたきっかけでもあるのですが…

で、訴状を作成するにあたり「満5+5」は具体的に何を指すのか?がいまいちよくわかりませんでした。

  1. 満=残元金:私の場合は約370万
  2. 5=完済時点での残元金に対する利息5%:私の場合約80万
  3. +5=1+2の金額を払うまでの年5%をかけるのは1のみ?2のみ?1+2?

これがはっきりわかりませんでした。
色々調べたところ、これが一番しっくり来ました。

続きを読む