元スロカスの過払い請求記録2017

2017年に自力で過払い請求する経緯をまとめました

過払い金請求における「満5+5」の定義とは?

「2010年以降、ニコスは提訴しないと満5+5はおろか残元金満額の返還すら難しい」との情報が、ネット上ではたくさんヒットします。最新の情報はないのか?と思って探しましたが個人が発信している2017年の情報はなく、ヒットするのはすべて法律事務所や司法書士のコマーシャルサイトでした。そこでも同様の状況が語られています。

まあ2017年での個人の過払い関連報告ブログが無いので作ってみようと思ったのが、このブログを立ち上げたきっかけでもあるのですが…

で、訴状を作成するにあたり「満5+5」は具体的に何を指すのか?がいまいちよくわかりませんでした。

  1. 満=残元金:私の場合は約370万
  2. 5=完済時点での残元金に対する利息5%:私の場合約80万
  3. +5=1+2の金額を払うまでの年5%をかけるのは1のみ?2のみ?1+2?

これがはっきりわかりませんでした。
色々調べたところ、これが一番しっくり来ました。

 つまり、

  1. 満=残元金:私の場合約370万
  2. 5=完済時点での残元金に対する利息5%:私の場合約80万
  3. +5=1+2の金額を払うまでの年5%をかけるのは1のみ?2のみ?1+2?

ということです。
1が過払元金(残元金)、2が過払金発生日から完済日までの残元金に対する利息5%、3がこれから発生する元残金に対しての利息5%ということなんですね。
さらに私の例で簡単に計算しますと、

過払い残元金:約370万(1)
2017/9/20完済時点での元残金に対する年5%:約80万(2)
判決後の支払日が2018/3/20と仮定して、(1)の金額370万に、完済翌日から支払日までの日数181日を年5%で計算すると、3,700,000 * 0.05 * 181 / 365 =91,739(3)

となり、私の例で満5+5が認められると(1)+(2)+(3)=4,591,739 となるわけです。

またこの5%の定義は、以下サイトが参考になると思います。うーん調べてみないとよく分からないものです。
実際には満5まで和解し+5は請求しないことが多いようです。

これを踏まえて訴状を作成したいと思います。